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2018年2月の3件の記事

2018.02.19

凌雲閣の煉瓦遺構

Asakusap1210514
先日、浅草二丁目の工事現場で、凌雲閣(十二階)の基礎部分が見つかったと新聞報道がありました。

もう遅いかな、と思いつつ一応現地に行ってみると、既に地下の煉瓦遺構はすべて撤去されており、基礎工事が始まっていました。残念。
Asakusap1210517
近くのパチンコ屋前に、凌雲閣の由来を記すプレートが置いてありました。

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2018.02.12

広辞苑

『広辞苑』に「近代建築」の項目が載っていますが、改訂のたびに定義が微妙に変わっています。

(第4版)1991年
近代的な建築。一九世紀以降で、技術・理論・デザインなどが それ以前には見られなかった建築をいう。
(第5版)1998年
近代的な建築。一九世紀末以降の建築で、過去の様式重視を否定し、技術を重んじた合理主義・機能主義による設計を特徴とする。
(第6版)2008年
近代的な建築。一九世紀末以降の建築で、過去の様式重視を否定し、効率と技術を重んじた合理主義・機能主義による設計と鉄・コンクリート・ガラスなどの使用を特徴とする。
(第7版)2018年
近代につくられた建築。おおむね幕末以降、昭和戦前までの西洋式建築。狭義には、過去の様式重視を否定し、合理主義・機能主義による設計と鉄・コンクリート・ガラスなどの使用を特徴としたもの。
Kojien
第4版から6版までは、「モダニズム建築」の定義を純化していった感じで、日本で言えば東京駅や赤坂離宮などは「過去の様式」を採用しているので、近代建築には入らなかったわけです。
第7版では、これらも広義の近代建築に含まれる、ということになります。
ブログに『近代建築探訪』などと掲げている自分としては、今まで何だったのか、ちょっと妙な感じもします。

おそらく岩波書店にも、「東京駅は近代建築ではないのか」という苦情が寄せられていたのではないか、と勝手に想像する次第です。
ただ、「昭和戦前」で区切ってしまったために、今度は「それ以降の建築を何と呼ぶのか」(多分現代建築?)、「現代建築の定義は何か」という課題が生じてしまいました。「現代建築」は『広辞苑』に見当たりませんでした。

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2018.02.08

大手町ビルヂング

大手町ビルは建替えずに改修して残す、という記事が先日の東京新聞(2018.2.4)に載っていました。
1958年竣工、9階建のオフィスビル(設計三菱地所)で、丸の内・大手町付近ではいまや明治生命館に次ぐレトロビルとのこと。

調べると、既に昨年、建設通信新聞で報じられていたようです(2017.9.1)。
大手町仲通りを延伸するようなかたちで、ビルの中に南北方向の通路を新設するそうです。
(東京・大阪 都心上空ヘリコプター遊覧飛行のブログに詳しく載っていました)

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