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2011.11.03

OSN014岡田の父、謙吉

岡田謙吉については陸軍薬剤監ということだが、事績がよくわからなかった。護国寺にある岡田家の墓碑を手掛かりに、「官員録」を見たり、色々と苦労して調べたのだが、だいぶ後になって「明治過去帳」に略歴が掲載されているのを知って拍子抜けしてしまった。
(この本は個人が本業の傍ら調べて自費出版したもので、明治時代に亡くなった31万人のデータが載っているという。根気のある人がいたものである…)

謙吉は1851年(嘉永4年)に上総国(千葉県)の農村に生まれた。石黒忠悳は1845年生まれなので6年下。ペリーが黒船で来航(1853年)する2年前である。
幕末維新の激動期に成長した訳だが、維新前後に何をしていたのかはよくわからない。(佐倉あたりにいたのかも…?)

1871年(明治4年)に大学東校(東大医学部の前身)に入学し、1874年に陸軍剤官補になった(「陸軍省大日記」をネット上のアジア歴史資料センターで閲覧できた。便利になったものである)。

一時、川崎家の養子になったが、後に岡田姓に戻った。
川崎家は鶴牧藩の士族だったようだが、鶴牧藩(千葉県市原市に陣屋があった)の史料はあまり残っていないらしく、川崎家(あるいは藩医か?)のことも、復姓した理由も不明である。

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