OSN023修学院離宮
ついでに修学院離宮について(拝観の条件は桂と同様だったはず…)
修学院離宮についても桂と同時期に訪れており(1906年)、拓本が残っている。
また、1924年11月、(前述)夫人とともに捷五郎の外遊を見送った後、奈良、飛鳥、京都とまわり、修学院離宮を拝観した(中央公論「飛鳥と大原」)。
この日の同行は「高木博士未亡人、美術学校の某氏、余等夫婦」であった。紅葉の季節で、庭園の美しさについて記している。
同文中には、「嘗て此処を拝観したとき、両三回共、案内の警手は山寄りのお茶屋、隣雲亭から漸次庭の東側を北に向つて進み池を一周して案内した」とあるので、時期はわからないが、この間にも拝観していたことになる。
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